GNSSによる切土の変位計測システム導入インタビュー

株式会社竹中土木様 DAMSYS-ダムシス-導入インタビュー
お客様
株式会社竹中土木
現場代理人 大居様(写真中央)
工事担当部長 工藤様(写真左)
導入商品
ダムシス
システム稼働期間
2016年10月~稼働中
現 場
本吉気仙沼
工事名称
国道45号本吉気仙沼地区道路改良工事
工事概要
道路改良工事における三陸沿岸道の一部区間で、切土・盛土の工事を行う際の切土の変位計測を行いました。
計測風景
ソーラー
フルノGNSS
杭打機

――システムを導入したきっかけは何ですか?

入札の時点で技術提案に盛り込まれていました。
最初はトータルステーションで計測するという話があったのですが、現場を確認してみてトータルステーションで両サイドの法面を測るのは電源の問題や機械の設置場所を切土の中心に設置しなければならない、などの技術的な面からGNSSでの動態観測にしました。

――従来の計測方法はどのようなものですか?

構造物が小段についているので一般的な手動による測量方法で、一週間に一回、もしくは二週間に一回、自分たちで計測していたと思います。ここまで大きい現場の場合、距離での管理は機械の位置を固定しないといけないなど不便をしいられるので座標で管理したいです。

――従来と異なったGNSSを使った管理方法ですが、抵抗感はありましたか?

10年位前にGNSSで測量をやった際は5cmぐらい誤差があったので精度が気になっていましたが、現在運用している段階では実際の法面の挙動を測定できていると思います。

――お役に立てた点をお聞かせください。

基本的にあまり難しい操作がなくて良かったです。測定データのメールが1時間おきにくるのでそれを確認するだけで済みましたし、管理値を超えた際はメールがリアルタイムに自分のスマホに飛んでくるのでわざわざ事務所に行って確認する必要がなくて便利でした。過去のデータも見られますし。
管理値を超えた際の警報で作業を止めるのか判断しました。実際に現場へ行ってクラックが入っていないかといった挙動の確認を行い、本当に山が動いているのかを慎重に判断しています。

――戸惑ったこと、困ったことはありましたか?

警報がでなければ操作をする必要がないので困ったことは特にありません。

――電源をソーラー装置で供給するシステムでした。利便性はいかがでしたか?

すごくいいです。手離れが良く、人の手を煩わせないので。トータルステーションなどを使うと電源が必要になり、法肩に電源を引くのにかなり手間がかかってしまうと思います。また、こういった自動計測は、他の重要な仕事をするときに人手を取られないのでいいですね。

――当社の今後への期待はありますでしょうか?

カメラを付けることもできるのですよね?難しいかもしれないけど、クラックとかの異変が起きたときに現場に行かなくてもモニターを通して確認できるようになれば、本当に現場に行かなくて済むようになるかもしれませんね。
省力化が図れるものがいいですね。消費電力が小さければ、小さなソーラーで済むと思うので、そういうシステムがあったら便利だと思います。
あとはドローンを飛ばして撮影するだけで毎月土量が計れたら、いちいち面倒な計算をする手間が省けていいですね。さらに土砂・軟岩・硬岩などの岩質までわかると便利だと思います 。

――当社スタッフの対応はいかがでしたか?

頑張っていただけて助かりました。通信不良の発生でエラーが出たときもすぐに直してくれたので良かったです。
設計変更などによる管理値の変更も、電話でお願いしてサポートサービスを受けられました。
今後ともよろしくお願いいたします。

――よろしくお願い致します。ありがとうございました。
取材日:2017/01/25

3次元変位計測システム【DAMSYS -ダムシス-】

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自動視準トータルステーションやGNSS受信機を用いて、既設構造物や法面、地盤の測点を自動で巡回して24時間で3次元計測する変位観測システムです。計測したデータはブラウザで「いつでも」「どこからでも」確認を行えます。
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