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/ 電子レベル自動沈下計測
大成建設株式会社 東北支店 様
所長 町田様
裁判所の免震化工事に伴う掘削において、
建物が下がる可能性があるため沈下を管理
写真左:所長 町田様
レベル
スタッフ
スタッフ
スタッフ
導入商品
グランドサーフェス
稼働期間
2013年7月~2016年5月
現場
宮城県仙台市
工事名称
仙台高地簡裁庁舎耐震改修工事
取材日
2014/6/3
システムを導入していただいた経緯を教えてください。
神奈川県東戸塚にある技術センターから、計測するにあたって計測ネットさんのこのシステムが良いのではないかと推薦されました。元々は協力会社と打ち合わせしていて、最後は営業の方が良い見積もりを持ってきてくれたので採用になりました。
運用されている方はどなたでしょうか?
私(町田所長)と技術センターの担当者がデータを見ています。あと(弊社の)技術の方が確認してくれています。計測機械がデリケートなものでたまに故障しますので、1~2週間に1回は技術の方と連絡を取り合っていました。
建物の免震対策工事で掘削する際に建物の傾きを確認するために導入していただいたということでしょうか?
今回の対象は基礎杭がない建物。当初はガチガチの土で普通に掘っていく計画でしたがボーリング調査の結果、地盤がもろいことが分かりました。どうやって掘削しようかと考え、凍結しながら掘っていく工法を考えました。
免震化する前にまず凍らせます。まず凍らせる時の建物の上昇を把握するために当該システムを設置しました。
さらに掘った時に建物の上がり下がり具合を確認するためにも設置しました。ちなみに凍結しながら建物を支持しながら掘削する工法は日本で初めてで、うちの会社でも特許を出願しています。
(この後、大変丁寧に凍らせる技術について説明をいただきました)
データ確認される頻度はどのくらいでしょうか?
1日1回です。最初に凍らせた時は1時間に1回データを確認していましたね。
計測機械が壊れるトラブルは困ると思いますが、その対応はどのようにされていましたか?
変な数値が出ていた時はすぐ分かるのですが、計測しない時があり数値がNGでありました。調べたらブレーカーが下りていました。計測機械がおかしい時はすぐ計測ネットさんに電話して遠隔操作で対応してもらったり、仙台営業所から来てもらって対応してもらいました。
システムは満足のいくものでしたか。
計測データで変化を見ながら凍結管の凍結させる本数を調整します。上昇した時は管を減らし、下がった時は管を増やすといった施工の判断基準にしています。計測ネットさんの装置がないと駄目でしたね。
(この後、設計図面を交えながら仙台の基礎地盤と凍結工法の利点について説明をいただきました)
システムを導入した効果をお聞かせください。
費用対効果:◎ 営業さんのおかげです。もう少し安いとありがたいですが…。
データの精度:△ レベルの近いところは良い数値でしたが、遠いところは誤差が大きかった。温度や空気の清み具合とかもデータに影響するみたいですね。明るい時と暗い時と違いました。作業員の見えやすい見えにくいによって、コンマ何ミリの違いがありました。
操作性:○ 使いやすいと思います。
スタッフの対応はいかがでしたか?こまめに弊社技術の者と連絡を取っていたと聞きました。
技術の方も営業の方も対応が良かったです。インターネット回線でつながってるので休みの日は家でもデータを見ているのですが、タイミング悪く休み中に調子悪い時がありました。そうすると心苦しいんですが技術の方に電話すると「大丈夫ですよ」と即対応してくれました。
今後やってみたいことはありますか?
(弊社の商品は)手作り的なものが多いので、難しいかとは思いますが汎用化してコストを下げてもらえると助かります。
他に計測関係で困っていることはありますか?
凍結している際の表面温度を測りたい。サーモグラフィは使っているがいまいちで。
今後とも弊社とよいお付き合いさせていただければと思います。
そうですね、何かありましたらぜひ。
ありがとうございました。