安藤ハザマ・奥田・齋藤特定建設工業共同企業体 様
副所長 﨑井様
北上運河の復旧工事における
スキャナーによる現況測量・深浅測量業務・矢板打設精度管理
写真右:副所長 﨑井様
現況測量風景
計測風景
現場風景
点群データ
導入商品 | 3Dレーザースキャナー C-ウォッチャー パイルナビ-S |
---|---|
稼働期間 | 3Dレーザースキャナー:2014年6月~2014年8月 C-ウォッチャー:2013年11月 パイルナビ-S:2014年1月~2014年8月 |
現場 |
宮城県東松島市 |
工事名称 | 北上運河河川災害復旧工事(その1)(その3) |
取材日 | 2014/10/13 |
システムを導入していただいた経緯を教えてください。
本社からの技術提案です。
運用されている方はどなたでしょうか?
導入システムはすべて社員です。
導入時の現場の方の受けはどうでしたか?
パイルナビ-S:主にシステム画面を見ていたのは社員です。重機のオペレーターは矢板を正面から見ているので、システム画面の↑↓(上から見た図)が手前か奥か分からず感覚が違うということであまり見ないようでした。
システムは満足のいくものでしたか。
3Dレーザースキャナー:写真みたいなので、役所としても別の活用ができると喜んでいます。3Dのものは信用度がありますので。20cmメッシュで計測できますし。
パイルナビ-S:従来測量とのダブルチェックには良いです。数字で傾きが分かると役所からは評価を得られました。
改善点がありましたら教えてください。
C-ウォッチャー:音響センサーなのでヘドロの上の部分で計測されてしまうのですがそこが川底ではないんです。捨て石すると重みで沈下してしまいますので。
3Dレーザースキャナーの評価
費用対効果:○
施工効率:○
操作性:○
人件費:減
C-ウォッチャーの評価
費用対効果:○
施工効率:○
操作性:○
人件費:減
パイルナビ-Sの評価
費用対効果:△
施工効率:オペレーター的には△
操作性:オペレーター的には△
人件費:増、3~4倍
想定外の効果とデメリットはありましたでしょうか?
3Dレーザースキャナーでは測量時間の短縮、人材量の減となり、役所の評価も良く効果がありました。
パイルナビについては直接的な効果はなかったですが、管理の手法として役所受けが良かったです。
スタッフの対応はいかがでしたか?
営業さんの対応は良かったです。
技術面はどうでしたか?
○ パイルナビのようなシステムが作れるので、技術力のある会社だと思っています。
今後、計測ネットサービスに期待することはありますか。
人材派遣サービスとか。人が足りないので。CADのデータ処理などやってもらえると良いです。
率直な感想をお聞かせください。
システム化/自動化により測量や丁張りを省力化できますが、社員が測量をしなくなるので教育の機会が減ってしまいます。社員の技術アップにもつながるようなシステムがあれば良いです。