計測ネットサービス株式会社

代表取締役 佐藤哲郎

測る技術を通して、人々の豊かな暮らしを実現する

代表取締役 佐藤哲郎

Q1

計測ネットサービスはどんな会社ですか?

三次元計測システムを開発し、幅広いインフラ建設の現場へ提供する

当社は1998年創業、建設現場の安全の監視や品質向上を目的とした三次元計測システムを開発している会社です。近年はそういったコアとなる三次元計測システムに対し、付加価値をつけたシステム開発に積極的に取り組んでいます。たとえば構造物の設計データと、3Dレーザースキャナーでサンプリングした点群データを照らし合わせ、設計と現況の差異を求めて可視化するような、最先端技術を取り入れたシステム開発に注力しています。そのようなシステムで計測したデータをloTを用いて一元管理し、いつでもどこでもリアルタイムにデータ情報を閲覧できるシステム「K-Cloud」など、測量とITを組み合わせた建設業務のトータル支援を行うシステムにも力を入れています。

代表取締役 佐藤哲郎
Q2

代表的な事業について教えてください

幅広いインフラ建設の現場で当社の製品が活躍

空港の路盤の改修工事に、当社の回転レーザーレベルと受光センサーを組み合わせた自動沈下計測システムをご利用いただきました。業務の大幅な省力化と、施工品質の向上に寄与させていただきました。他にも道路、橋梁、新幹線が通るレールの軌道敷設工事など、幅広いインフラ建設の現場で当社の製品をご利用いただいています。

代表取締役 佐藤哲郎
Q3                  

計測ネットサービスの強み、スピード感と多様なニーズへの対応力について教えてください

お客様から直接ニーズを伺ってタイムリーに商品をお届けできる強み

お客様が我々に対して何を求めているのか、お客様の現場でどのような課題があるかというニーズに向けて、しっかり動いていくのがポイントだと思っています。お客様に直接接する営業部門・計測機器を扱うプロフェッショナルである技術部門・お客様のご要望に応じて設計やカスタムを行うシステム開発部門が社内にあり、お客様のご要望に対して一気通貫でシステムを提供できる社内体制が当社のスピード感ある対応の要になっています。多様なニーズへの対応力に対しては、当社のカスタム力が挙げられます。当社は単に製品を扱っている会社でなく、自社内で製品を生産するメーカーでもあるため、お客様から直接ニーズを伺ってタイムリーに商品をお届けできるのが強みです。ニーズの多いものは製品化して提供、それがさらに新たなニーズを産むというような、良い循環ができています。

代表取締役 佐藤哲郎
Q4

計測ネットサービスの強みを引き出すため、大切にされていることはありますか?

計測とは命を守る仕事。未来のインフラを測る技術で支える

当社は経営理念「測る技術を通して、人々の豊かな暮らしを実現する」を土台に据え、社会のニーズの変化に合わせた未来のインフラを支える事業展開を行っています。たとえば一昔前まで工事現場というものは、高い壁で覆って外部に見せないのが普通でした。しかし今は壁の一部に窓を設けて中の作業風景が見えるようにしたり、工事日程や騒音振動表示をデジタルサイネージでわかりやすく提示したりと、内部の見える化が進んでいます。そのような社会の変化、現場ニーズの変化に合わせ、未来のインフラを「測る技術」で支える会社でありたいと思っています。

代表取締役 佐藤哲郎
Q5

計測ネットサービスにとって、計測とはどのようなものですか?

全社員が共通認識をもって現場の業務にあたっていくことが重要

地震や水害などの自然災害は、日本全国いつどこで起きてもおかしくない状況です。そんな中で、建設現場に限らず、さまざまな場所で測る必要性・重要性が見直されていると思います。計測機器には距離を測定するもの、土地の変位を測定するもの、クレーンのアームに設置して高圧線など危険地帯への接近を知らせるもの、腕時計のように装着して作業員の位置・体調・転倒を検知するものなど、さまざまなタイプがあります。我々はただシステムを設置・管理するだけでなく、現場で作業されている方の命を守るシステムとして提供しているということを使命とし、全社員が共通認識をもって現場の業務にあたっていくことが重要だと認識しています。

代表取締役 佐藤哲郎
Q6

最後にお客様へメッセージをお願いします

>お客様の課題解決に向けてより良い商品をタイムリーに提供していけるような会社を目指していきます

計測ネットサービスはおかげさまで、今年で23期目を迎えることができました。これからも引き続き、社員一同お客様の課題解決に向けてより良い商品をタイムリーに提供していけるような会社を目指していきますので、これからの計測ネットサービスにぜひ期待していただければと思います。よろしくお願いいたします。

代表取締役 佐藤哲郎