システムを導入していただいた経緯を教えてください。
i-Constructionに向けた取り組みの一環として、当施工現場が適していたため導入しました。
打設した際の着底判断、障害物に当たった際に埋設物なのか支持層なのかを判断する目的です。
結果として該当の施工エリアが対象外になったため、地中障害物等の状況把握には使用しませんでしたが。
システムは満足のいくものでしたか。
・管理数値のグラフ化により杭列の掘削情報把握と地質情報の理解と共有が容易になった。
・遠隔操作によるプログラム更新、データ追加が便利だった。
・打設に失敗した杭のデータも消去されずに表示されていて分かりやすかった。
また、政府の機関やコンサルタントに現場状況把握の一例として3Dパイルビューアーの説明を行ったところ、これまで数字でしか追えなかった「深度や電流値を可視化」して「即座に読み取れる点」が高評価されました。
改善点がありましたら教えてください。
通信面
表示速度やデータのダウンロードがネット環境に左右されるため、ネット環境が常に良好とは言えない当現場ではWi-Fiに頼らない代案が欲しかったところ。パソコンに直接データを記録する方法がとれればよかったです。
機能面
・未施工の列が白色のため、直近施工画面での状況把握が難しかった。
・印刷機能が欲しかった。
・杭の列ごとに選択が出来るようにならないか。
PC画面が小さく文字も小さいため、数値等の読み取りが難しい。かといってオペ室に乗せるにはPCは重く大きいため、強度面を重要視しない場合はiPadのようなタブレットにした方が利便性が上がると思う。
スタッフの対応はいかがでしたか?
設置、運用までの作業は工程に即して実施され、不具合発生時にも迅速に対応していただけました。
今後弊社に期待することはありますか。
海外展開をされるのであれば、ソフトの英語等外国語表記、使用方法の簡素化等を進めていけばもっと発展するのではと感じました。
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