Q1.3Dバリアを導入したきっかけを教えてください。
入札時にNEXCOさんから「一般道近接時の接触災害の防止」というのがテーマとしてあげられていて、それに伴って弊社の技術グループが選定を行い、3DバリアとオプションのMR可視化システムの導入が決まりました。
弊社の過去の他現場でも実績があり、評判が良好でしたので選んだのだと思います。
Q2.3Dバリアをどのようにご活用いただいたのでしょうか?
200mm先に通行止めをしない道路が通っている状況でのクレーン作業時に利用しました。高精度でクレーンの管理をする必要がありましたので、トータルステーションでの計測で運用しました。
例えば、高速道路の遮音壁周辺を禁止エリアとして活用した際は、遮音壁からの距離を3段階(0mm、500mm、1000mm等)に設定してもらって、接近したときにオペレーター室に設置したパトライトが鳴るといった運用でした。
MR可視化システムは立会検査時に活用したり、誘導員さんに使用していただきました。
Q3.導入後の評価をお聞かせください。
安全対策の強化に貢献していただきました。
オペレーター室にパトライトと計測PCが設置されていて、常に位置情報を確認できたのでオペレーターさんにも役立っていたと思います。
計測画面にクレーンの先端(プリズムを設置した場所)から禁止エリアまでの距離がmm単位まで表示されるのはありがたいですね。近接施工の際は特にシビアになりますし、誘導員さんが確認を行っても高所だと、だいたいの位置しか分からないので。
それから、自動停止用信号出力機能※も活用させてもらいました。今回はクレーンの自動停止を作動することなく安全に施工できたので良かったですが、何かの拍子にクレーンが動いてしまうこともあるので安全管理をする上では有効な機能だと思います。
※計測ネットサービスでは自動停止用信号出力機能をオプションシステムとして提供しており、自動停止装置は取り扱っておりません。また、重機への接続は行っておりません。
Q4.今後、当社に期待することがあれば教えてください。
トータルステーションでの計測だったので仕方がないことだとは思うのですが、設置から稼働までを省力化できると助かります。他のヤードも動いているなかで設置するのは大変なときがありました。
コスト面ももう少し抑えられると嬉しいですね。
Q5. 当社従業員の対応はいかがでしたか?
常に物腰柔らかく丁寧にご対応いただきました。
また、事前準備やその他作業にも真摯に取り組んでくださり、大変助かりました。
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