クレーンの接触管理などは、従来目視による監視で行われていましたが
3Dバリアは、クレーンの位置情報と独自システムで監視をシステム化し、現場の安全性向上を支援します。
クレーンと構造物との離隔管理
クレーンの位置誘導
クレーン同士の接触管理
GNSSアンテナをクレーンの先端、根本、吊り荷などに設置しリアルタイムで位置を把握します。
GNSSアンテナは無線・有線の2種類があり、クレーンのタイプによって使い分けできます。
現場の状況に合わせてご提案させていただきます。
上空が開けていて、衛星情報が受信しやすい場所に適しています。
天候に左右されずに安定した計測が可能です。
トータルステーションで反射プリズムを自動追尾し、
3次元で位置を計測します。
周辺に構造物が密集している場所、
橋梁下での作業など衛星情報が受信しにくい場所に適しています。
3次元座標を用いて自由にエリアを作成することができます。
エリアは3段階に設定できます。
エリア例▼
・侵入禁止エリア(構造物周辺にエリアを作成)
・安全監視エリア(作業する場所にエリアを作成)
車載モニターで現在位置をオペレータ室から
確認できます。
表示灯は設定したエリアと連動し、
3段階の警報でお知らせします。
計測画面(3D表示、禁止エリア管理)
計測画面と機能が進化!
【計測画面】
・2D/3D表示の切り替え
・CAD図面取り込み
【2024年4月追加機能】
・仮想測点追加機能
・スクリーンショット機能
・稼働履歴確認機能
・警報メール送信機能
禁止エリア侵入時画面
安全監視エリア画面
仮想測点(NEW!)
施工場所 | 工事件名 |
---|---|
東京都 | R4国道20号八王子BP館第二トンネルその2工事 |
富山県 | R4・5猪谷橋床版工事 |
神奈川県 | R3横浜湘南道路栄IC・JCT Aランプ1号橋他上部工事 |
東京都 | R4荒川中堤西小松川町地区護岸工事 |
広島県 | 広島港海岸中央西地区(吉島)護岸(改良)築造工事 |
岐阜県 | 東海環状自動車道 七五三高架橋他1橋(下部工)工事 |
茨城県 | 首都圏中央連絡自動車道 新利根川橋(下部工)西工事 |
栃木県 | 一般国道408号野高谷立体(仮称)鋼橋上部工建設工事 |
埼玉県 | R3圏央道中川橋上部工事 |
神奈川県 | R3横環南栄IC・JCT本線第1橋上部工事 |
茨城県 | R4圏央道手代木橋上部その2工事 |
宮城県 | 日門漁港日門防潮堤工事 |
兵庫県 | 甲山幹線(第4工区)布設替工事 |
青木あすなろ建設株式会社 様
工場建設に伴う基礎工事や鉄骨建方、その他資材搬入時における重機と高圧線の離隔管理
古河産機システムズ株式会社 様
道路橋梁の建設にあたり、平行する京成線のエリアにクレーンが侵入しないように、3Dバリアで安全管理
GyroEye(ジャイロアイ)の詳細は下記サイトへ
㈱インフォマティクスが開発した「GyroEye(ジャイロアイ)※」の技術を使用して、「3Dバリア」で設定したエリアをホログラムとして実寸で現実世界に投影させるシステムです。
本オプションシステムのご利用には、CADデータをMR用データに変換する専用アプリ「GyroEye Webデータコンバータ」への登録が必要です。
アプリ上での図面調整作業は、計測ネットサービスにて承ることも可能です。
※ 3DバリアとWEBデータコンバータは座標系が異なるので、完全一致ではありません。
※ WEBデータコンバータ上でのエリアの描画は、最大100m×100m×100mです。
※ デバイスを使用する場合、現場にARマーカーを使用してWEBデータコンバータのデータと現実空間の位置合わせが必要です。
※ GyroEyeは株式会社インフォマティクスの登録商標です。
安全対策の強化が期待できます!
・エリアの3D形状を現実空間に投影して確認できる
・禁止エリアを可視化することにより安全を監視できる
・可視化することにより、現場状況をわかりやすく関係者に説明できる
製品・仕様
・Microsoft HoloLens 2
・Trimble XR10
※ デバイスは測量機ではありません。
※ 天候によって正常に動作しない可能性があります。
※ 現場環境や気象条件により、精度の高い投影が出来ない可能性があります。
DWG/DXF/IFC
オペレーター室以外でも、複数の表示灯をご利用いただけます。
警報設定はオペレーター室内のPCと連動し、遠隔地でもリアルタイム※に点灯いたします。
無線通信で簡単に増設することが可能です。
※電波環境により、遅延する可能性がございます。
自動停止装置に信号を出力することが可能です。
※自動停止装置は取り扱っておりません。
※重機への接続は行っておりません。
※停止信号出力日時は記録されますが、機械の停止動作は保証できません。
できます。施工現場全体の安全管理に活用できます。
PC1台につき、約3台まで設置できます。
お客様から世界測地系の座標データを頂き弊社の技術者が作成を行うか、
計測画面上をクリックして作成することが可能です。
専用治具に取り付けクレーン先端に設置します。
( 強力なマグネット付きの専用治具を使用し落下防止対策を講じます)
無線GNSSアンテナは、車載モニターとBluetoothで接続され通信距離は約30mです。
有線GNSSアンテナは、オペレーター室に搭載した受信機と繋がっており最長ケーブルは100mです。
※トータルステーションで計測を行う場合は、クレーン先端に設置されているプリズムまでの最大計測距離は、約70mとなります。
メーカーなどの違いで異なりますが、7~8時間の持続時間があるアンテナを使用してもらうことが多いです。
アンテナのバッテリー切れで初期設定に戻ることはありません。
1か月単位のレンタルになります。
基本パッケージ:貸出機器レンタル費、システム設置/撤去費などになります。
現場によって設備が異なる場合があるため詳しくは営業担当までお問い合わせください。
パトライト
車載モニター
GNSSアンテナ(無線)
GNSSアンテナ(有線)
クレーン同士の接触防止
TSの監視風景
送電線との離隔管理
近接するクレーンの接触防止管理
吊り荷の旋回管理
航空制限の管理
TSを使用した鉄道橋梁の安全管理
受付時間|月~金 8:45 - 17:45
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